ふるさと納税 シミュレーション詳細版!社会保険料・住宅ローン控除の入力方法
ふるさと納税の「簡単シミュレーション」でわかるのはあくまで「年収」と「家族構成」から導き出した目安にすぎません。
しかし、社会保険料の金額が違ったり、住宅ローン控除やiDeCo(個人型確定拠出年金)、生命保険料控除を利用していたりする場合、実際の限度額は変動します。 より正確な限度額を知り、自己負担2,000円をオーバーする失敗を防ぐためには、「詳細シミュレーション」を行う必要があります。
この記事では、源泉徴収票を見ながら詳細シミュレーションを行う方法を解説します。
詳細シミュレーションに必要なもの
お手元に**「昨年の源泉徴収票」**をご用意ください。(今年の年収や控除額が昨年と大きく変わらない前提で計算します。もし大きく変わる予定がある場合は、今年の給与明細などから推測する必要があります。)
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源泉徴収票の「ここを見る!」入力ステップ
ふるさと納税サイトの「詳細シミュレーター」を開き、以下の3つの金額を入力していきましょう。
STEP 1:支払金額(=年収)
源泉徴収票の一番左にある**「支払金額」**の欄に記載されている数字が、あなたの年収(総支給額)です。これをシミュレーターの「給与収入」に入力します。
STEP 2:給与所得控除後の金額
すぐ右にある**「給与所得控除後の金額」**も重要な指標ですが、多くのシミュレーターでは年収を入力すれば自動計算されるようになっています。
STEP 3:所得控除の額の合計額
ここが一番重要です。源泉徴収票のさらに右にある**「所得控除の額の合計額」**という欄の数字を入力します。 ここには、社会保険料、生命保険料、基礎控除、配偶者控除などがすべて合算された数字が入っています。
[!TIP] iDeCo(確定拠出年金)をやっている場合 源泉徴収票の「社会保険料等の金額」の右下あたりに内書き(小さな文字)で記載されている場合があります。基本的には「所得控除の額の合計額」に含まれていますが、利用するシミュレーターの仕様によっては「別途iDeCoの掛け金を入力する」欄が設けられており、計算が重複して誤った結果になるケースもあります。必ずシミュレーターの注意書き(「iDeCoは所得控除合計額から引いて入力してください」等)を確認しましょう。
STEP 4:住宅借入金等特別控除の額(住宅ローン控除)
住宅ローン控除を受けている場合は、源泉徴収票の下部にある**「住宅借入金等特別控除の額(または控除可能額)」**の欄を確認し、シミュレーターに入力してください。 住宅ローン控除と併用する場合、ワンストップ特例制度を利用すれば影響は出にくいですが、確定申告を行う場合はふるさと納税の上限額計算に影響する可能性があります。シミュレーターでの個別計算を推奨します。
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まとめ
詳細シミュレーションを行えば、自分にとって本当に安全な寄付の上限額がわかります。「ギリギリまで寄付したいけれど、限度額を超えて損はしたくない」という方は、ぜひ一度源泉徴収票を片手に計算してみてください!